その詳細は、アプリの専門家のAssembleDebugが自身のブログで発表している。Googleフォトアプリの基礎となるコードを解析することで、これらの新機能に関するまだ公開されていないコードやテキストが明らかになった。その内容は以下のとおりだ。
1. パートナーと共有の改善
新しい共有ショートカットがテスト中で、共有メニューを通じてリストからパートナーを選択する代わりに、1回のタップでアルバムをパートナーと共有できるようになる。初期設定画面で連絡先の1人をパートナーに指名すると、新しいショートカットを使ってその人と直接メディアを共有できるようになる。レポートによると、この機能は共有ショートカットに複数の連絡先を追加することはサポートしていない。
紛らわしいことに、このパートナーショートカット機能は、Googleフォトの「パートナーと共有」機能とはまったく異なるものだ。この機能では、バックアップされた写真やビデオをパートナーのアカウントと自動的に共有することができる。
2. アルバムを自動的にアーカイブ
もう1つの新機能は、アルバムを30日後に自動的にアーカイブ(下記参照)に移動させることができるという機能だ。個人的には、なぜユーザーがこの機能を欲しがるのかよくわからないが、グーグルは明らかに、テストする価値があるほど重要だと考えている。アーカイブとは?
Googleフォトのアーカイブは、ライブラリをスクロールするときに表示させたくないアルバム、写真、ビデオを保存できる場所だ。また、それによって自動的に作成されるムービーやアニメーションにも表示されないようになる。さらにセキュリティを強化するには、コンテンツをロックされたフォルダに移動し、パスコードを入力することで写真をロックすることができる。なお、アーカイブとロックされたフォルダの両方が今はオンラインでバックアップできるようになっている。