欧州

2023.09.05 07:30

転倒事故のドイツ首相、眼帯姿を投稿 「ミーム楽しみ」

眼帯を着用して自党議員との会合に出席したドイツのオラフ・ショルツ首相(Kay Nietfeld/picture alliance via Getty Images)

先週末のジョギング中に転倒してけがをしたドイツのオラフ・ショルツ首相(65)は4日、片目に眼帯を着用し、顔に傷が残る自身の写真をX(旧ツイッター)に投稿し、人々にこの画像を使った「ミーム」をつくるよう促した。

ショルツ首相は2日の転倒事故を受け、翌3日の公務を取りやめていた。独政府によると、今後の予定に影響はないという。

ショルツ首相はXへの写真の投稿で、「ミームを見るのが楽しみ」とコメント。けがの程度は「見た目ほどひどくはない」とした。

AP通信によると、ショルツ首相の報道官は4日、ベルリンで記者団に対し、ショルツ首相はまだ痛ましい姿ながらも「今朝は気分がかなり良かった」と説明。写真公開については、「向こう1~2週間で皆が首相の見た目に慣れるように」する意図があったと述べた。

ショルツ首相の投稿には、わずか数時間で5000件以上の返信が寄せられた。その多くは回復を願うものや、ショルツ首相を海賊に仕立てた写真だった。

ショルツ首相は、16年間在任したアンゲラ・メルケル前首相の後任として2021年12月に就任。その前は財務相や労働相、ハンブルク市長を務めた。

forbes.com 原文

翻訳=溝口慈子・編集=遠藤宗生

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