TMTGは、合併計画が発表された当時、この計画が2021年1月の議事堂襲撃事件でツイッターから追放されたトランプがSNSに復帰するための手段だと述べていた。
この計画は当初、投資家に好評で、DAWCの株主には共和党のマージョリー・テイラー・グリーン下院議員もいた。しかし、合併はすぐに問題に直面し、米証券取引委員会(SEC)が同社を調査しているという報道が流れ、今年初めに同社はSECに1800万ドルの罰金を支払うことに合意した。
月間訪問者はわずか1000万人
SECは、DAWCがナスダックに上場する前にトランプ側と話し合いを持ったことが、証券取引法に違反しているとして非難していた。一方、DAWCの元取締役の1人がインサイダー取引の容疑で逮捕された。検察当局によると、フロリダ州に住むブルース・ガレリックとジェラルド、マイケル・シュバルツマン兄弟は、2021年にインサイダー情報を利用してデジタルワールド株を売買し、2200万ドル以上を稼いだという。ウェブトラフィックのデータを分析するSimilarwebによると、トゥルース・ソーシャルの今年6月の訪問者数は約1010万人だった。これに対し、ツイッターの訪問者数は65億人、フェイスブックの訪問者数は174億人だった。
トゥルース・ソーシャルの成長は停滞しているようで、総ユーザー数は不明だ。最もフォロワー数の多いトランプのフォロワー数は641万人で、X(旧ツイッター)のフォロー数8720万人と比べるとわずかな数字だ。
(forbes.com 原文)