ブルームバーグの記者が、最新のニュースレターで伝えるところによれば、充電ケースにUSB-Cを採用したAirPods Proが、日本時間9月13日に行われるアップル特別イベントで発表される予定だという。また発売は、iPhone 15やApple Watch Series 9と同時になると予想している。
その記者は数日前、すでに新しいAirPodsの登場を示唆していたが、どのモデルがアップデートされるかは明言していなかった。結局のところ、AirPods(第2世代)、AirPods(第3世代)、AirPods Pro、AirPods Maxと、更新されるべきLightningソケットの数は多い。
今回彼は、昨年9月に発売されたAirPods Proが新しいコネクタを採用することを明らかにした。
USB-Cの利便性は相当なものだ。たとえばApple TVのリモコンにはすでに採用されているが、記者が指摘するように、ますます使わないLightningケーブルが増えていくという不満に思うiPhoneユーザーはいるかもしれない。
しかし、これは全体としては良いニュースだ。記者からは他にもニュースがあるが、こちらはそれほど良いものではない。
それは、アップルがケースを充電するコネクタ以外に、目立ったハードウェア的な変更は行なわないだろうという予想だ。現行モデルはまだ1年しか経っていないのだから当然といえば当然だが、それにしても残念だ。
他のAirPodsにもUSB-Cが搭載されるだろうが、それは今回ではない。同シリーズの他のヘッドホンは古いので、充電方法の変更と並行して、他のアップグレードもあるのではないかと考えられる。そして個人的には、第2世代のAirPodsがその時点で引退し、第3世代モデルにUSB-Cが追加されても驚かない。そして夢を見たい、第3世代AirPodsが値下がりし、第4世代AirPodsが発表されることを。しかし、私たちは先走りすぎている。
AirPods Proに新機能が追加されるのは、iOS 17のリリース時であることがわかっており、さらにその先もある。
AirPods Maxについては言及されていない。私の推測では、このオーバーイヤータイプのヘッドフォンは、第2世代モデルが発売されるか、少なくとも新色のラインナップが出た時点でUSB-Cに切り替わるだろう。
とはいえ、現在のところは、少しばかり改良されたAirPods Proが2週間以内に登場するのを楽しみに待つことができる。
(forbes.com 原文)