Androidには、サポート期間がわずか2年のプレミアム端末も存在するが、最新のリーク情報によるとグーグルはPixel 8とPixel 8 Proのアップデート期間を、少なくとも5年間に延長して出荷する見通しだ。
そうなれば、Pixelは市場で最もサポート期間が長いAndroid端末の1つとなる。最も近いのはサムスンで、同社は最新のGalaxy S23シリーズで4年間のサポートを提供している。
もちろん、他のメーカーもこの話題に加わりたいだろう。アップルは具体的なアップデートの保証期間を明示していないが、5年前の端末であってもiOSのアップデートに対応しており、iPhone 6sのような発売から約8年が経過した端末に、今でもセキュリティアップデートを提供している。
多くのAndroidメーカーとは異なり、アップルはハードウェア、特にAppleシリコンチップセットをほぼ完全にコントロールしている。チップセットを自社で設計した場合、チップの設計者がアップデートを提供するのを待つという渋滞は発生しない。グーグルは、Google Tensorと呼ばれるモバイルチップを社内で開発し、アップルに対抗しようとしている。
Androidのコミュニティが、スマートフォンをより長く安全に使用するための施策を求めている中で、グーグルは新たなハードウェアとともに、アップグレード期間の長いソフトウェアを提供しようとしている。それは、非常に賢い選択と言えそうだ。
(forbes.com 原文)