いまはワールドツアーが最も大切な目標です。いちばん近い目標でもあり、叶えるのが楽しみ。XGをまだ知らない、世界中の方々に私たちをちょっとでも知っていただいて、私たちが与えられる勇気や力を、より多くの人に届けたいですね。
自分を愛して、一緒に成長していこうね
──ワールドツアーをはじめ、たくさんの夢や目標がありますが、どうなれば「成功」したと言えるのでしょうか。JURIN:グラミー賞の受賞や(世界的大規模フェスである)コーチェラへの出演など形に残るものは、自分の自信になり、意味があること。その達成感も大事な一方、それまでの過程がいちばん自分を成長させてくれます。だからこそ、「過程がどうあるか」が成功を感じるポイントとして大事だと思います。
COCONA:結果にもこだわりたいし、賞もとりたい。それは当たり前として、いちばん大事にしたいのは、私も「過程」です。自分たちがどういう気持ちで取り組むのか、自分たちがどういう思いの強さと、どういう気持ちでやるのかが、将来、音楽人生、アーティスト人生を振り返ったときにいちばん重要になる。「この時間、最高だったな」「このときの自分たち、カッコよかったね」と言えることが、おばあちゃんになったときの宝物になると思うんです。
練習生のときもそうでした。デビューが目標でしたけど、いちばんの思い出は、SIMONさんに指導された時間や指導されて自分が変わった瞬間や、みんなと一週間毎日徹夜してつくったダンスのコンテンツ。その「過程」だったり、「やる意味」を大切にしたいです。
──XGのメンバーが30歳になるのは約10年後。10年後はどうありたいでしょうか。
JURIN:「意味があることをしたい」ということを人生で大切にしています。何をやるにしても自分が納得したいし、自分の意思があることが重要だということは、XGのみんなも共通していると思います。