Apple Watchのアップデートはもっと地味なものになりそうだ。アップルはApple Watchのシリーズ9のラインアップを公開予定で、高速チップの採用と新しいカラーのケースが予定されているとのことだ。
アップルは、iPhoneのサイドボタンに大きな変更を加えると噂されていたが、いくつかの技術的問題を理由に中止されたと報じられている。技術チームは現在の音量ボタンと電源のオンオフを行なうサイドボタンを置き換える新たなボタンをiPhone 15の上位バージョンで採用しようとしているという。
新しいボタンは触覚フィードバックを用いて、ボタンの動きを振動で感じられるようになる可能性がある。ただしサウンドのオンオフを切り替えるミュートボタンは「アクションボタン」と呼ばれるものに変わり、ユーザーはこのボタンを通じてさまざまな設定を変更できるようになるようだ。
イベントは太平洋時間9月12日午前10時(日本時間9月13日午前2時)から、カリフォルニア州クパティーノにあるアップル本社であるスティーブ・ジョブズシアターで行われる。会場の様子はオンライン中継される。イベントではiPhone 15が、ローエンド2機種とハイエンド2機種の計2機種発表されると思われる。アップルの売上は3四半期連続で下落していることから、このイベントでの発表には大きなプレッシャーがかかるだろうとBloombergは予測している。iPhoneは同社売上の48.5%を占めており、Apple Watchなどのウェアラブルの割合は売上の10.1%となっている。
(forbes.com 原文)