資産形成への取り組みについて聞くと、頭金ゼロ組の約5割は「住宅ローンの返済を優先しているので資産形成は難しい」、またローンを払い終えた人も「難しかった」と答えている。資産形成に取り組んでいる人は、頭金ゼロ組がもっとも少なく、20から50パーセント以上の頭金を入れた人たちは、約4割が可能になっていた。
頭金ゼロを選んだ理由は、「手元にお金を保有しておきたかったから」がもっとも多い。手元の現金と頭金ゼロの借入金の合計は頭金プラス借入金と同じなので、当初はどちらでもいいように思えるが、利息を忘れてはいけない。ちなみに、金融機関の担当者のアドバイスで頭金を決めたと答えた人のなかでは、頭金1割がもっとも多かった。いろいろな事情があろうが、なるべく頭金を入れた方が得、というのが結論だ。
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