AI

2023.08.30 14:30

トルコ発のAI企業「インテンスアイ」の評価額が3億ドルに上昇

安井克至
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インテンスアイは4月のプレスリリースで、同社のAIモデルが「25カ国から収集された220億枚の画像のデータセット」で訓練されたと述べ、このモデルがアクション(行動)のみを追跡し、顔をぼかすなどの施策で個人の特定を不可能にしていると説明した。「当社は、職場の安全を促進するために、倫理的にAIを設計し、責任を持って展開する責任を負っている」と、インテンスアイの事業開発責任者のGohan Yildizは述べていた。

PitchBookのデータによると、今年に入り320億ドル以上の資金がAIや機械学習分野に注ぎ込まれており、そこにはマイクロソフトによるOpenAIへの100億ドルの投資が含まれている。

AI分野で存在感増すライトスピードの投資

ライトスピードは、AI分野に積極的な投資を行うプレイヤーの一社として浮上している。6月に同社はポートフォリオに35以上のAI企業を抱え、約8億5000万ドルを投資したと発表した。

同社は先月、ゲーム向け対話AI開発のTheai(通称Inworld AI)の5000万ドルのラウンドに参加した。また、その数週間前には、ビジネス・プロセス・アウトソーシング企業Gushworksに200万ドルのAI関連投資を行った。さらに、その他のライトスピードのAI関連の投資先には、People.aiとSnorkel.aiが挙げられる。

同社は、同業他社が関心を寄せていた過去の事例でもすばやく動いていた。Stability AIの創業者のエマード・モスターク(Emad Mostaque)は以前、フォーブスの取材に対し、ライトスピードがわずか6日間で同社への1億ドルの資金調達ラウンドを共同リードすることに合意したと語っていた。ただし、モスタークは、いくつかの主要なAIプロジェクトで果たした役割や自身の人生について、誇張した話をしていたことで知られている。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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