PitchBookのデータによると、今年に入り320億ドル以上の資金がAIや機械学習分野に注ぎ込まれており、そこにはマイクロソフトによるOpenAIへの100億ドルの投資が含まれている。
AI分野で存在感増すライトスピードの投資
ライトスピードは、AI分野に積極的な投資を行うプレイヤーの一社として浮上している。6月に同社はポートフォリオに35以上のAI企業を抱え、約8億5000万ドルを投資したと発表した。同社は先月、ゲーム向け対話AI開発のTheai(通称Inworld AI)の5000万ドルのラウンドに参加した。また、その数週間前には、ビジネス・プロセス・アウトソーシング企業Gushworksに200万ドルのAI関連投資を行った。さらに、その他のライトスピードのAI関連の投資先には、People.aiとSnorkel.aiが挙げられる。
同社は、同業他社が関心を寄せていた過去の事例でもすばやく動いていた。Stability AIの創業者のエマード・モスターク(Emad Mostaque)は以前、フォーブスの取材に対し、ライトスピードがわずか6日間で同社への1億ドルの資金調達ラウンドを共同リードすることに合意したと語っていた。ただし、モスタークは、いくつかの主要なAIプロジェクトで果たした役割や自身の人生について、誇張した話をしていたことで知られている。
(forbes.com 原文)