インテンスアイは、AIを用いて職場の画像や動画を分析し、安全上の問題を特定している。ここ最近のAI企業に対する投資家の熱狂の中で、同社の資金調達は大きな関心を集め、この取引はわずか数日でまとまったと関係者は述べている。情報筋によると、同社は今回のラウンドで6500万ドルの調達を予定している。
インテンスアイは、フォーブスのコメント要請に応じず、ライトスピードはコメントを拒否している。
2018年にイスタンブールで設立されたインテンスアイの共同創業者のSercan EsenとSerhat Cillidagらは、以前はソニーのトルコ支社でAIエンジニアとして勤務していた。同社のソフトウェアは、工場などの監視カメラの映像を分析し、作業員が適切な保護具を着用しているかなどの問題を特定する。
現在はニューヨークに共同本社を構えるインテンスアイの顧客には、コカ・コーラや英国の繊維コングロマリットのCoats(コーツ)などが含まれる。同社は2022年のフォーブスの「AI50」に選出されていた。
インテンスアイは2021年にInsight Partnersが主導したシリーズAで2500万ドルを調達していた。PitchBookのデータによると、既存投資家のAir Street CapitalとPoint Nineが参加したこのラウンドの同社の評価額は1億ドル弱だった。