「実際にこれまでも“世界を変えたい”という思いで、最年少記録を更新してきました。それに車椅子の人がこういう場にくること自体、いままで当たり前ではなかったと思います。僕がチャレンジしていくことで少しずつ世界がかわっていくような、そんな選手を目指したいと思っています」(小田)
PoliPoli代表取締役CEOの伊藤和真は、「PoliPoliは、最初の2、3年は厳しい状況でしたが、5年半諦めずに頑張り続けて、ここにきて活動の幅が広がってきたことを嬉しく思っています。引き続き、政策を軸にした社会課題の解決などの活動を通して、世界規模の政策共創プラットフォームをつくりたいです」と述べた。
最後に、ウェアラブルエージェントクリエイター/メカエンジニアのきゅんくんが登場。次のように語った。
「私は、テクノロジーを通して多様な幸せを追求できる社会をつくるのが目標です。中学生の時に、自分のジェンダーアイデンティティや性指向について悩んでいました。でも大学生になって世界は変えられるということを知り、自分が生きていく何十年の間に世界は変わるんだと思いました。これからも中学生の頃の自分に想いを馳せて、世界を変えるために頑張りたいです」
アドバイザリーボードに川邊健太郎ら
今年はアドバイザリーボードとして、Zホールディングス代表取締役会長の川邊健太郎や、ビジョナル代表取締役社長の南壮一郎、サッカー日本代表の遠藤航など80人以上が協力。アドバイザリーボードらが候補者を推薦し、Forbes JAPAN編集部でENTERTAINMENT & SPORTS 部門、ART & STYLE & SOCIAL 部門など計4部門から120人の受賞者を選出した。10年以上の歴史を持つ米国版「30 UNDER 30」では、無名時代に選出されながら、のちに社会を変えるような大きなインパクトを与えてきた受賞者を生んできた「30 UNDER 30」。世界を一変させる可能性を秘めた、激動の時代を生きる若き才能たちに注目が集まる。