NBAで急成長のラウリ・マルケネン(フィンランド代表)
ラウリ・マルケネンは身長約213cmのフォワードで、昨シーズン大きく成長した選手です。2017年ドラフト1巡目7位でシカゴブルズに入団しましたが、その後クリーブランドキャバリアーズを経て昨シーズンにユタジャズへ移籍しました。これまでは怪我やチーム状況もあり、大きな役割が与えられなかったマルケネンですが、ジャズで一気に開花しました。その結果、自身初のNBAオールスターに選出され、NBAでシーズンに最も成長した選手に送られるMost Improved Player賞も獲得しました。
マルケネンの強みは高身長を武器に外角シュートを次々決めていける決定力の高さです。昨シーズンは平均スリーポイントの確率が約39%もあり、1試合平均は25.6得点を記録しました。NBAの平均身長はおよそ200cm前後と言われますが、マルケネンはそれ以上の高さを持っているため、彼のシュートをブロックすることは容易ではありません。
彼が国際舞台で得意のスリーを何本決めていけるかは非常に注目ですし、8月27日夜に日本はフィンランドとも対戦するので誰がマッチアップするのか楽しみです。
ダンクの迫力満点 アンソニー・エドワーズ(アメリカ代表)
アンソニー・エドワーズは身長193cmのガードで、2020年ドラフト1巡目1位でミネソタティンバーウルブズに入団しました。アメリカ代表選手は全員が注目選手と言っていいほどタレントが揃っていますが、その中でも一番注目はエドワーズです。
エドワーズは勢いに乗り始めると手がつけられないほど得点を量産していきます。
フィジカルが強くゴール下でも当たり負けせず得点を重ねることができ、シュートレンジも広く幅広い武器を持っています。
また身体能力がとても高く、彼のダンクは迫力満点です。昨シーズンは自身初となるオールスターに選出され、プレーオフでは1回戦敗退となったものの、昨季王者のナゲッツ相手にエドワーズで1勝をもぎ取ったと言わざるを得ないパフォーマンスを披露しました。W杯前のドイツとの強化試合もアメリカ劣勢の状況からエドワーズが34得点を叩き出し、アメリカを勝利に導きました。彼が今大会でどれほどのパフォーマンスを残すのか非常に楽しみです。
以上、今回はW杯に出場する注目のNBA選手5名を厳選し、お伝えしていきました。
みなさんが注目している選手は誰でしょうか。また今回の優勝国はどこになるのでしょうか。ワールドカップも僕たちと盛り上がっていきませんか?
最後に:素人NBA卒業とこれから
実は今月中頃に私は素人NBAのYouTubeを卒業させていただきました。理由はYouTubeやVoicyでお話しさせていただきましたが、突然の報告になってしまい申し訳ありません。ただ皆様からのコメントが本当に温かく、涙が止まりませんでした。Forbes JAPANのコラムも素人NBAとしては今回が最後になります。今まで応援いただき、ありがとうございました。
YouTubeチャンネル「素人NBA」はしゃっくが続けていきますので、今後もぜひ応援していただけると嬉しいです。
今後のコラムについては私が担当し、10月末のNBAの新シーズンの開始に合わせて再開予定です。(再開については、私のX:旧ツイッターでお知らせします)楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。
連載:まっつん&しゃっくの素人NBA入門塾