Good but not unbeatable. A M1132 Stryker (engineering squad vehicle variant) with mine rollers up front destroyed. Likely in the area of Robotyne-Verbove.
— NOELREPORTS 🇪🇺 🇺🇦 (@NOELreports) August 22, 2023
The hatch is open and ramp down. Troops high likely got out before the vehicle burned out. pic.twitter.com/ozgE0Zl4Kw
軽量なM1132をめぐって、米陸軍の指揮官たちは独創的な配備方法を考案せざるを得なかった。ロバート・ソーントン陸軍大尉は2004年春にM1132を配備したストライカーの中隊を戦争で率いたときのことについて、陸軍の公式戦車雑誌『Armor』に、工兵車の地雷除去装置は「車両の機動性に大きな影響を与える」と書いている。敵の防御を突破しようとするときは車両の重量が増すため、工兵は格好の標的となる。
工兵を犠牲にすることなく地雷除去作戦を成功させる方法はただ1つ、要塞化された前線で敵兵が最も少ない場所を狙うことだった。「敵と接触せずに突破する条件を整えたとき、工兵たちは生き延びた」とソーントンは書いた。
もちろん、「言うは易く行うは難し」だ。敵に気づかれずに多くの装甲車両と部隊を配置し、攻撃者を迎え撃つために部隊を移動させるのは難しい。
密かに前進する以外の方法はというと、地雷工兵が爆発作業を行う間だけでも、土手や塹壕や掩体(えんたい)壕から敵を押し退けるというものだ。
米軍は突破を試みる直前に敵陣を空爆することで、そうした任務を完了するかもしれない。貧弱な空軍しか持たないウクライナ軍にはそのような選択肢はない。正確で集中的な砲撃があれば、M1132が地雷を除去する間、敵の部隊を抑えられるかもしれないが、ウクライナ軍の砲兵部隊はロシアの砲兵部隊を狙うのに忙しい。
つまり、第82旅団はおそらく砲火を浴びながらロボティネ周辺の地雷を除去している。軽量の工兵車では、それは極めて危険な任務だ。
明るいニュースもある。米国はウクライナに189両のストライカーを供与することを約束した。第82旅団の損失を補い、別の旅団に装備して余りある数だ。加えて、足りなくなっても、米軍にはまだ数百両のストライカーが保管されている。
(forbes.com 原文)