ライフスタイル

2023.08.24 08:45

「環境に配慮したいのにできない」、シンプルすぎる理由とは

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具体的な行動は、外食で食べ残しをなくす、自炊する、衣服を長く着るの3つが突出して多い。今後実践すべきだと思うが実際にやっている人が少ない行動は、窓の断熱、再エネ電力への切り替え、野菜中心の食生活にするなどが大きな割合を占めた。上位3つはいつでも簡単に実践できるが、窓の断熱や再エネ電力への切り替えなどは、なかなかハードルが高いということだろう。

これらを実践したくてもできない理由としてあげられたのが、野菜中心の食事や再エネ電力は割高、窓の断熱は費用がかかるという経済的なものだった。実践している人は少ないが行うべきだと考える行動は、ほかにも代替肉にする、テレワークにする、休日はアウトドアで過ごすなどもあるが、いずれも費用が足を引っ張っている。
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この調査は京都市民が対象だが、京都特有の事情があるようには見えない。生活が厳しくエコな生活にブレーキがかかる悲しい状況は全国共通と思って間違いない。脱炭素はお金がかかる。だからってやめるわけにはいかない。みんながその気になっているうちに、効果的な行政の援助もあってしかるべきだろう。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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