スタートアップ

2023.08.22 17:30

五常・アンド・カンパニー、シリーズEは総額141億円に【8月第3週資金調達まとめ】

縄田 陽介
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FiT

調達額:6億円
調達先:ニッセイ・キャピタル / XTech Ventures / みずほキャピタル / W fund / THE SEED
備考:シリーズAラウンド

次世代型フィットネスジム「LifeFit(ライフフィット)」を運営するスタートアップ。

「LifeFit」はアプリで最短1分・24時間いつでもジムの利用開始が可能で、リーズナブルな料金体系で今までジムに通えなかった、または継続できなかった人でも気軽に利用することができる。

2022年2月のリリースから開始から1年で、累計約3万人のユーザーが利用するまでに成長している。

この他にも、同社がつくるすべてのフィットネスジムをすぐに利用できるアプリ「FitGo!」も提供している。

同サービスを利用することでジムの入会・退会・休止などすべてがアプリひとつで完結することが可能だ。

同社は2025年までに1000店舗の出店、月次ユーザー数100万人を目指す。

2023年8月には、シリーズAラウンドにおいて、ニッセイ・キャピタル サステナビリティ課題解決ファンド、XTech Ventures、みずほキャピタル、W fund、THE SEEDを引受先とした第三者割当増資、および金融機関からの融資により約6億円の資金調達を実施した。

今回調達した資金は、次世代型フィットネスジム「LifeFit」および、フィットネスジム利用アプリ「FitGo!」への事業投資を行うとともに、採用活動の強化に充てる予定だ。

Uniforce

調達額:5億3000万円
調達先:ティーケーピー / MSスタートアップ支援投資事業有限責任組合 / MS・HAYATE1号投資事業有限責任組合 / ベクトル / AGSコンサルティング / Iceblue Fund有限責任事業組合 / 90s1号投資事業有限責任組合 / エアトリ / クリーク・アンド・リバー / ほか投資家14名
備考:プレシリーズAラウンド

決算開示に特化したスケジュール支援システム「Uniforce クラウド決算開示管理」などを提供するスタートアップ。

「Uniforce クラウド決算開示管理」は、一部の専門的な担当者にしか扱えなかった業務を可視化・共有化し、決算開示業務を最短・最適ルートへと導くスケジュール支援システム。

これまで煩雑だった決算開示業務を個別タスクに分解し、効率的なスケジュールとして再設計することができる。

また、法令改正に伴った開示項目の変更も都度アップデートしているため、法令改正の調査にかかる工数を削減し、開示情報の不足といったミスを防ぐことが可能だ。

さらに、プロジェクト全体の進捗から、遅延タスクの割合、書類別・個人別の進捗状況をリアルタイムに把握することができる。

管理者用と担当者用にレポートが分かれているため、担当者は自分のタスク状況も瞬時に把握することができる設計になっている。

そのほか、BPO代行業務や社外CFO業務、IPO支援業務などを展開する。

2022年11月にはMS・HAYATE1号投資事業有限責任組合、エアトリ、Iceblue Fund有限責任事業組合、ベクトル等を引受先とした第三者割当増資により、約2億円の資金調達を実施した。調達した資金は採用活動・開発体制の強化に充当する予定だ。

文=STARTUP DB

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