まず、オンラインゲームをする割合と課金率を聞いたところ、オンラインゲームをする人は全体の21%でそのうち44%は課金をするという結果になった。全体で換算すると9%の人が課金する結果だが、20代、30代が課金する割合が多く、オンラインゲームをする人も20代~40代までは20%を超えている。
課金額については、全体で月平均が2,337円。年代別で見ていくと、40代がもっとも高く月平均3,026円となった。1カ月に課金した最高金額は、5,000円未満が34%ともっとも多かったが、半数近くの人が1万円以上課金しており、3万円以上と回答した人が8%もいた。
40代の課金事情について注目してみると、1カ月の最高額は2,500円~5,000円未満がもっとも高く15%だが、2万7,000円以上という人が15%もいることがわかる。また、課金の予算を決めていても、ついつい超えることがあるという人が41%もおり、収入が高く余裕があるため意志がゆるいところがあるのかもしれない。
ただ、課金して後悔したことがあると回答した人は全体で61%おり、多少の山谷はあるものの概ね課金額が高くなるほど後悔している割合が高くなる。ムキになってついつい課金しガチャを回して、あとで課金額を見て愕然とするというケースも少なくないのではないだろうか。
課金することで、レアなアイテムやキャラクターを入手し、ゲームを有利に進められるが、中途半端な課金だと、結局勝てないケースも多い。さらにゲームが終了すると、課金して手に入れたものは手元に何も残らないという虚無感に陥ることもあり、後悔へとつながる。
やはり、あまりのめり込まずに息抜きで楽しむ程度の課金が、心身も懐もダメージが少なくて済む。これを期に課金生活を少し見直してみては。
出典:MoneyGeek「オンラインゲームに課金する1ヶ月の平均金額や過去の最高金額について」より