スマホの画像フォルダやインターネット検索から写真を一枚選び、チャット欄に質問を記入すると、写真の人物が目や口を動かしながら回答をする。愛犬や亡くなった親族のほか、芸能人などの著名人とも会話を楽しむことができる。会話する相手の性格や口調をアプリ上で設定することで「その人らしさ」をもたせることが可能だ。
EmbodyMeの吉田一星代表は、一般ユーザーだけでなく事業者にも活用してもらえるサービスだという。
「生成AIでどんな画像でも作れるようになっています。例えば生成画像でオリジナルキャラクターを作り、店舗のサイネージに映し出して商品案内をしてもらうといった活用方法があるのではないかと思っています」
エンボディーミーは2016年に創業し、独自のAI技術を使ったサービスを提供してきた。昨年10月には、「オンライン会議疲れ」の解消を目的に、AIが音声から声の主の表情を推定し、外見を生成することで寝ころびながらでも会議に参加できるサービスを開始した。
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