2023.09.03 10:00

時代を読む、ストーリーのあるホテル No.31「フォションホテル京都」

せきねきょうこ | Contributor

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夜景になるとフォションのテーマカラーであるピンクが映え、エレガントな内装が見えてくる。パリに本店を置くフォションが世界で2番目のホテル出店地として京都を選択。

フォションホテル京都ではインテリアの色彩遣いが独創的だ。フォションのブランドカラーであるヴィヴィッドなフォションピンク、ポイントとなるブラック、華やぐゴールドなど、西洋と日本の素材を使った色のマジックが随所に迫る。一方、最上階のレストラン「グランカフェフォション」での料理にも独自性が発揮されている。フランス料理の真髄に和のエッセンスが加わる、新しいタイプのガストロノミーが印象的であり、斬新で美味しい。

ぐるっと180度見える京都の街並みを楽しめるダイニングレストラン「グランカフェフォション」。

スペシャルメニューとしてエールフランス航空の機内で提供されている食事にインスパイアされた特別メニューを提供。

もうひとつ、忘れてならないのがスパ「Le Spa FAUCHON」（ルスパフォション）の存在だ。ここでは国内外のラグジュアリーホテルでスパを手掛ける株式会社クレドインターナショナルが運営を行っている。その特徴は、プレミアムコスメブランドKOS PARIS(コスパリ)を使用し、日本人のきめ細やかな肌に馴染むよう、特別に作られたフォションオリジナルのアロマオイルも使われる。滞在すると、ホテルの随所にフォションブランドが持つエレガンスを感じるとともに、さらに洗練された京都の感性が巧みに融合し、コンセプトである「FAUCHON Meets Kyoto. feel Paris.」の意味が貫かれていることが見えてくる。