小型ドローンでインフラ点検、Liberawareが11億5000万円調達【8月第2週資金調達まとめ】

国内の成長産業及びスタートアップに関する幅広い情報を集約・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、資金調達のサマリーを発表している。この記事では、8月2週目の“注目のトピック”として選ばれた5件の資金調達について紹介する。

Liberaware

調達額:11億5000万円
調達先: AI・テクノロジー・イノベーション・ファンド3号有限責任事業組合 / BIG2号投資事業有限責任組合 / STATION Ai Central Japan1号投資事業有限責任組合 / ひょうご神戸スタートアップ投資事業有限責任組合 / カシワバラ・コーポレーション / 三菱UFJキャピタル9号投資事業有限責任組合 / 肥銀ベンチャー2号投資事業有限責任組合 / JR東日本スタートアップ / One ip PE2有限責任事業組合 / ちばぎんキャピタル / セーフィー / リバネスキャピタル

設備点検用小型ドローン「IBIS」などを提供するスタートアップ。

「IBIS」は屋内空間に特化した小型ドローンで、製鉄業や電力業、建設業等における設備の点検、構造物のデータ化において活用が進んでいるサービス。

自己位置推定を可能にするSLAM技術と、ロバスト性に優れている点が特徴である。

狭所空間での点検業務などを人間に代わって同サービスが行うことで、点検工数の削減や担当者の精神的な負担を削減できる。

2021年7月には、JR東日本グループとの合弁会社であるCalTaを設立し、鉄道・インフラ業界のDXを促進するための事業展開を図っている。

2023年8月には、AI・テクノロジー・イノベーション・ファンド3号有限責任事業組合、三菱UFJキャピタル9号投資事業有限責任組合、肥銀ベンチャー2号投資事業有限責任組合、BIG2号投資事業有限責任組合、ひょうご神戸スタートアップ投資事業有限責任組合、カシワバラ・コーポレーション、STATION Ai Central Japan 1号投資事業有限責任組合等を引受先とした第三者割当増資により資金調達を実施した。

前回の調達と合わせた資金調達の合計金額は11億5000万円となり、累計調達額は25億1000万円に達した。
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文=STARTUP DB

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