SE4にも予想外の新機能
また最新のリーク情報からは、iPhone 15 ProとPro Maxでのデザイン変更が、予想よりもかなり早くエントリーレベルのiPhoneでも採用されるとみられることが明らかになっている。Unknownz21は先週末の投稿で、2024年発売のiPhone SE4で予定されている主なデザイン変更として、次の点を挙げた。
・iPhone 14をベースにしたデザイン
・USB-C
・Face ID
・アクションボタン
最初の2つは予想どおりだが、後の2つは驚きだ。顔認証の「Face ID」は、現行のSEモデルに採用されている指紋認証センサー「Touch ID」よりも製造コストがかなり高い。アクションボタンについては、廉価版のSEに搭載される一方で、より高価な15と15 Plusには搭載されないことになる。とはいえ、アクションボタンは現在の物理消音スイッチに比べてコスト削減につながるとの臆測がある。また、耐久性と防水性の向上も、コスト削減につながる可能性がある。
iPhone 15の全機種にアクションボタンを導入しない理由としては、スケール(規模)が最も合理的だろう。iPhoneは前例のない規模で売れており、新しい製造プロセスを全モデルに導入するのはリスクがある。アクションボタン導入を一部の機種に限定することで、何らかの問題が発生しても半分のモデルしか影響を受けない。また、新デザインを15の標準モデルだけに導入してしまうと、その輝きが失われ、後にProモデルにも導入されるコスト削減策のように見えてしまう。
(forbes.com 原文)