製品

2023.08.16

新型iPhone最新リークまとめ 世界最薄ベゼル、14のUSB-C版発売も?

charnsitr / Shutterstock.com

アップルが今年発売する「iPhone 15」シリーズをめぐる一連の最新リークでは、新たに搭載されるUSB-Cポートの写真や、極薄ベゼル、さらには、旧世代の機種に予想外のアップデートが追加される可能性などが明らかになっている。

USB-C

まず、iPhone 15の全機種で使われるUSB-C部品を写したとされる画像が2人のリーカーによって公開されている。どちらもリーク元としては新しい存在だが、信頼できるリーカーの「Unknownz21」は「よく見ると、主要な細部が完全に一致している。これは本物のようだ」とコメントしている。

iPhoneユーザーにとって、USB-Cの採用は大きい。LightningケーブルからUSB-Cケーブルへの仕様変更は欧州連合(EU)の新法により強制されたものではあるが、これによってiPhoneユーザーはiPad、iPhone、MacBookを1本のケーブルで充電できるようになる。

あまり話題に上っていないが、USB-Cの採用は、アップルがこれまでAndroid端末に遅れをとっていた高速データ転送・充電を可能にするものだ。初期のリーク情報によると、iPhone 15 ProモデルはThunderbolt 4の転送速度(40Gbps)に対応する可能性がある。転送速度がUSB 2.0相当(480Mbps=0.48Gbps)のLightningからは飛躍的な向上だ。

世界最薄ベゼル

次に、人気リーカーのMajin Buが、極薄ベゼルのデザインを採用した15 Proと15 Pro Max用のスクリーンプロテクターとされる画像を投稿した。ベゼルの幅はわずか1.5mmで、Xiaomi 13が保持している記録(1.81mm)を更新して世界最薄となる見込みだ。Galaxy S23 Ultraより20%、iPhone 14 Proよりも30%ほど薄くなる。
今年のモデルについては、発売前からすでにイノベーションの欠如が批判されているが、極薄ベゼルの実現は、みごとなエンジニアリングの成果だ。また、2024年のiPhone 16 ProとPro Maxでのディスプレイ大型化の布石となる。
次ページ > 現行の14にもUSB-C搭載?

翻訳・編集=遠藤宗生

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事