Box Office Mojoのデータによると、『バービー』は土曜日(米国時間8月12日)の時点で米国内で5億260万ドル(約728億円)、全世界で 11億ドル(約1594億円)近くの興行収入を上げており、報じられている制作費1億4500万ドル(約210億円)を数倍上回っている。
この大ヒット作は今年2番目に興行収入の高い映画で、米国でのチケット売り上げが5億7400万ドル(約831億7000万円)強を記録した 映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の背後に迫っている。
『バービー』は先週の月曜日から金曜日までに4000万ドル(約57億9000万円)以上を集めたと推定されており、 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』や『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』などの映画を尻目に快進撃を続けている。
また『バービー』は、米国での8月の公開日以来累計で1億ドル(約144億9000万円)以上を集めている『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』と『MEG ザ・モンスターズ2』の登場にも関わらず勢いを維持している。
映画『バービー』の米国における売上が5億ドルを超えるまでにかかった日数は22日だ。
AMCシアターズの第2四半期の収益は15.6%増加して13億5000 万ドル(1957億1000万円)となり、決算報告ではここ数年で最高の四半期入場者数を達成したと述べている。
グレタ・ガーウィグ監督の『バービー』は、今年これまでで最大のオープニング週末を記録し、女性監督の映画としては史上最大のオープニング週末を記録した。この映画に関するメディア記事の多くが「バーベンハイマー」現象と結びつけられてきた、これは映画ファンたちを『バービー』とクリストファー・ノーランの『オッペンハイマー』を同じ日に見るよう促した。ノーラン監督のこのR指定核爆弾映画は『バービー』の数字には及ばなかったが、この映画は今年の世界興行収入では第6位にランクされ、これまでに5億7700万ドル(約836億4000万円)以上をもたらしている。
(forbes.com 原文)