2023.08.12 13:00

米国でもバイクの盗難が増加 心がけたい6つの対策

バイクは閉鎖式のガレージ内であっても必ずロックする。ガレージにも鍵をかける

プロの窃盗犯は下見をし、オーナーが自宅で愛車をどのように保管しているかチェックすることが多い。多くはその後、夜間やオーナーの仕事中に再びやって来て、ガレージの扉を開けてバイクを盗み出す。ガレージの扉もバイクもロックして、泥棒の仕事をやりにくくしよう。防犯アラームや防犯カメラの設置も検討したい。

・たとえ数分でも、店に入るときはバイクをロックし、キーを抜き取る

キーを挿しっぱなしにしていたために車やバイクが盗まれたというケースは、驚くほど多い。鍵を差し込んだままなら、窃盗犯はバイクにまたがってから始動させ、発進するまでに10秒もかからないだろう。

権利証(タイトル)はバイクの小物入れではなく自宅で保管する

権利証は自分がそのバイクの所有者であることを証明する書類なので、大切に保管しよう。走行中、警察にバイクを止められた場合に提示を求められるのは免許証と登録証、保険証だけで、権利証は不要だ。

バイクをカスタマイズして特定しやすくする

ピンストライプやカスタムパーツなどバイクを識別できるものがあると、盗まれた際に当局に「(ハーレーの)黒のロードキングです」などとしか説明できない場合よりも、取り戻しやすくなるだろう。

盗まれたらすぐに被害届を出す

もし愛車が盗まれてしまったら、警察と保険会社に連絡してすぐに被害を報告しよう。NICBのデータによると、盗難後できるだけ早く届け出ることで、取り戻せる可能性は高くなる。

バイクイベントの会場でも油断しない

そこまで多く聞く話ではないが、プロの泥棒のなかには窃盗目的でラリーに参加する輩もいるとみられる。ライダー同士という信頼感につけこみ、参加者が油断する隙を狙っているかもしれない。

安全なライドを。

forbes.com 原文

翻訳・編集=江戸伸禎

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