まず、どのブランドのスマートウォッチを所有しているのか聞いたところ、アップルが圧倒的で82%。続いてGoogleで4%、Huaweiで3%などと、どんぐりの背比べで続いている。日本人はiPhoneユーザーが多いこともあり、Apple Watchを買う人も多いと想像はつくが、スマホ以上に圧倒している状況とは思わなかった。
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では、どんな目的で購入したか問うたところ、「運動管理したい」が55%と半数を超え、続いて「健康管理したい」が22%、「生活を便利にしたい」が17%となっている。運動目的だけであれば、Apple Watch以外にもたくさん選択肢はあるが、結局Apple Watchを選ぶところに、ブランド力の強さと運動意外の機能にも期待してのことなのではと感じる。
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運動管理機能でよく使うのは「歩数計」で59%と圧倒。「消費カロリー」が20%、距離測定が10%と続くが、これを見る限りランニングで使うというよりも、普段の生活でどのくらい歩いているのか、という健康管理的な使い方のような気もする。
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一方、健康管理機能でよく使うのは「心拍数測定」で52%。「睡眠測定」が13%、「血圧測定」が8%と続く。健康管理に関しては、どれもスマホでは測れないものも多く、スマートウォッチの有効活用としてはいいのではなかろうか。
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また、決済機能でよく使うのはの問いに対し、「Suica」が48%でトップ。続いて「PayPay」が39%、「QUICPay」が7%で続いている。Suicaは交通機関を利用する際に便利であるため利用者が多いと思ったが、意外にもPayPayでそれに肉薄するぐらい利用者がいるところに、PayPayの強さを感じた。
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このように、日本のスマートウォッチ市場はApple Watchが占めている状況だが、運動目的で購入したものの、健康管理や決済などその他の機能をうまく活用している印象を受ける調査結果だった。
出典:スマリーチ「スマートウォッチに関する調査」より