そんな夢を、しかも手軽にアウトドア感覚で叶えてくれるサービスがスタートする。大和ハウスグループのコスモスモアが、好きな場所へ移動しながら車内外で仕事ができるワーケーションカー「mobica(モビカ)」のカーシェアリングサービスが8月8日から開始する。
市販車をベースにワークスペースを架装したワーケーションカーは、もともとオフィスデザインを30年以上手掛けてきたノウハウを活かしており、狭い空間の中でも快適な作業ができるよう工夫されている。
ベース車は、まずホンダのN-VANのみだが、今年の秋からはトヨタのハイエースも投入される予定で、一緒に旅行へいく人数に合わせて選択できるようになる。車内は、コンセントやUSB電源を搭載したポータブル電源を積載し、ポケットWi-Fiも完備。アームに装着されたディスプレーも完備しているので、ノートPCの小さな画面ではなく大画面で作業できるので、作業もはかどるはずだ。また、車外へ向けてディスプレーを設置できるので、多人数でWeb会議をするなんてこともできる。
さらに、シートを倒してフラットにすれば、横になって休憩したり、寝っ転がりながら仕事も可能。ハイエースなら大人2名分のスペースが確保されている。
まずは、吉祥寺ステーションとよみうりランドステーションの2箇所で、最低利用時間は24時間。基本料金は1万5000円で、別途距離料金が発生する。予約は専用サイトからできる。
ワーケーションはホテルや別荘などで行うケースが多いと思うが、クルマを使うことで場所を選ばず、アウトドア気分で楽しめ、仕事にも集中できるというのは嬉しい。ワーケーションのためにクルマを架装するのはなかなか難しいので、こうしたカーシェアリングサービスがもっと増えてくると、ワーケーションの過ごし方の選択肢が拡がるのではないだろうか。
プレスリリース:コスモスモア「mobicaカーシェアリングサービスをスタート」より