2023.08.08

ワーケーション向けカーシェア開始、仕事も遊びも満喫

プレスリリースより

働き方改革の流れをくむ仕事の仕方の1つとして、仕事と休暇を組み合わせたワーケーションというスタイルがある。休暇で地方へゆったりと旅行しつつ、合間に仕事もこなしちゃえば、いつものオフィスや自宅と違って意外とはかどる……かどうかはわからないけど、気分をリフレッシュして仕事に取り組めるのは事実。自然を満喫しながら仕事をすることに憧れている人も少なくないはず。

そんな夢を、しかも手軽にアウトドア感覚で叶えてくれるサービスがスタートする。大和ハウスグループのコスモスモアが、好きな場所へ移動しながら車内外で仕事ができるワーケーションカー「mobica(モビカ)」のカーシェアリングサービスが8月8日から開始する。

市販車をベースにワークスペースを架装したワーケーションカーは、もともとオフィスデザインを30年以上手掛けてきたノウハウを活かしており、狭い空間の中でも快適な作業ができるよう工夫されている。

ベース車は、まずホンダのN-VANのみだが、今年の秋からはトヨタのハイエースも投入される予定で、一緒に旅行へいく人数に合わせて選択できるようになる。車内は、コンセントやUSB電源を搭載したポータブル電源を積載し、ポケットWi-Fiも完備。アームに装着されたディスプレーも完備しているので、ノートPCの小さな画面ではなく大画面で作業できるので、作業もはかどるはずだ。また、車外へ向けてディスプレーを設置できるので、多人数でWeb会議をするなんてこともできる。


さらに、シートを倒してフラットにすれば、横になって休憩したり、寝っ転がりながら仕事も可能。ハイエースなら大人2名分のスペースが確保されている。

まずは、吉祥寺ステーションとよみうりランドステーションの2箇所で、最低利用時間は24時間。基本料金は1万5000円で、別途距離料金が発生する。予約は専用サイトからできる。

ワーケーションはホテルや別荘などで行うケースが多いと思うが、クルマを使うことで場所を選ばず、アウトドア気分で楽しめ、仕事にも集中できるというのは嬉しい。ワーケーションのためにクルマを架装するのはなかなか難しいので、こうしたカーシェアリングサービスがもっと増えてくると、ワーケーションの過ごし方の選択肢が拡がるのではないだろうか。

プレスリリース:コスモスモア「mobicaカーシェアリングサービスをスタート」より

文=飯島範久

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