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2023.08.07 13:30

映画『バービー』が世界10億ドル突破、マリオに次ぐ今年2位に

Photo by Jakub Porzycki/NurPhoto via Getty Images

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グレタ・ガーウィグ監督の映画『バービー』の世界の興行収入は、公開から3週目に10億ドルの大台を突破し、今年2番目のヒット作品となった。

この作品を手がけたワーナー・ブラザースの8月6日の発表によると、マーゴット・ロビーとライアン・ゴズリングが主演の『バービー』の興行収入は、7月21日の公開以来、米国・カナダで約4億5900万ドル、全世界で10億3000万ドル(約1460億円)に達した。

この夏最も期待された映画の1つである『バービー』は、最初の週末に米国内だけで1億5500万ドルの興行収入を記録し、今年最大のオープニング興収を記録。この映画の初週末の興収は、女性監督作品としては史上最高額に達したとバラエティは報じた。

今年の興行収入番付で『バービー』の興収は、4月に公開された『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の13億5000万ドルに次ぐ2位となっている。

この映画と並んで「バーベンハイマー」と呼ばれる2本の作品のもう一方のクリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』も、インターネット上で一大旋風を巻き起こし、世界で5億5300万ドルの興収を記録している。「原爆の父」として知られる理論物理学者J・ロバート・オッペンハイマーをキリアン・マーフィーが演じたこの作品は、初週末に予想を上回る8050万ドルを米国で記録し、2週目の週末に4600万ドルを稼いでいた。

『バービー』の興行収入は、世界で29億2000万ドルを記録したジェームズ・キャメロン監督の『アバター』(2009年)や28億ドルを稼いだ『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)にはまだ届いていない。この作品はまた、昨年公開されて23億2000万ドルを稼いだ『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』にも大きく遅れをとっている。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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