ただし、今週の夜空は他にも見るべきことがある。
8月8日火曜日:下弦の月と木星が接近
この日、月は下弦(Last Qaurter)となり、午後10時36分(日本時間)に昇ると、すぐ右側に木星がある。それは美しい光景であるだけでなく、太陽系の中でも特に美しい2つの天体を、望遠鏡で詳しく観察する理想的な機会でもある。この下弦の月から、新月に向けて夜空は暗くなっていく。8月8日火曜日:下弦の月が木星に接近(Stellarium)
8月9日水曜日:月とすばると天王星
この日、深夜近くまで起きていれば、東の空に欠けていく輝面比30%の月が、輝くプレアデス星団(通称「すばる」、あるいは「七姉妹」)と7番目の惑星、天王星の近くに昇るのが見える(東京の月の出は23時11分)。3つの天体はいずれも双眼鏡で申し分なく見ることができるが、この接近は、天王星を見つけるには特に都合がよい。8月9日水曜日:月とすばると天王星が接近する(Stellarium)