7. スマホを見てしまう
真っ黒な夜空を背景にした明るい光、見たいのはそれだ。暗いところに目を慣らす(暗順応)ためには、30分ほど完全な暗闇の中にいる必要がある。スマートフォンを一瞬見ただけでも、それはゼロにリセットされてしまう。スマートフォンを見ることは夜空から注意をそらすという意味でもあり、それは「流れ星」を見るチャンスをほぼゼロにするということになる。8. 望遠鏡や双眼鏡を使う
「流れ星」を見るためには、できる限り広い天空の視野が必要だ。天体観測には双眼鏡や望遠鏡がつきものだと思うかもしれないが、どちらを使うことも流星を見るためには完全に最悪な考えだ。「流れ星」を見る確率が大きく高まるのがピークの夜だとすれば、双眼鏡や望遠鏡を覗くことはそれをゼロにしてしまう。9. 寝るのが早すぎる
事前予約をし、手はずを整え、深夜まで起きていたあなたは、ピークアワーの前に眠くなるのではないだろうか? ピーク前の低い出現率は人々の興味を薄れさせるものだが、あなたはそうなってはいけない。起き続け、集中し続け、コーヒー(アルコールは視力を低下させる上に眠くなるので禁物)を飲み続けて、午前2時以降まで起きている努力をしよう。10. 写真を撮ろうとする
「流れ星」を見たいなら、カメラを触るのは最悪の行為だ。確かに、カメラを三脚に載せ、何百回もの30秒間露光を自動撮影するように設定することで流星を捉えることはできるが、その場合も、カメラを離れたところに置き、自分は手を出さず、リラックスして流星群を楽しむことだ。ペルセウス座流星群。2016年8月12日の夜、アルキーズの山中で撮影(Shutterstock.com)
(forbes.com 原文)