事業継承

2023.07.28

KDDI、ケーブルテレビ関連事業をJCOMに集約

通信大手のKDDIが、同社がもつケーブルテレビ関連事業をグループ会社のJ:COMに承継することを発表した。提供者はKDDIからJ:COMへと変更となるが、サービス内容や請求などユーザーに影響はないとのこと。承継は2024年1月1月に行われ、対価としてJ:COMの株式の交付を受ける。

J:COMは国内最大手のCATV事業の運営会社。1995年に設立、2013年からKDDIグループ会社となっていた。今回の承継でケーブルテレビ関連事業が集約され、個人・法人向けのケーブルテレビ関連サービスがJ:COMから提供されることになる。

承継対象サービスは以下の通り

・電話関連サービス
ケーブルプラス電話、ケーブルプラス光電話、かんたんテレビ電話(※「迷惑電話自動ブロック」などのオプションサービス含む)

・セットトップボックス(プラットフォーム含む)
Smart TV Box / ケーブルプラスSTB / ケーブルプラスSTB-2

・通信卸サービス
ケーブルプラス光卸サービス、WiMAX+5G卸サービス(ケーブルテレビ事業者向け)、MVNO(スマホ)卸サービス(ケーブルテレビ事業者向け)

・その他
生活あんしんサービス

・ソリューションサービス
CATV事業者向け各種サービス(インターネット回線、局舎向け設備・機器、セキュリティーなど)

プレスリリース

文 = 松村敦

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事