これまでメルカリで欲しい商品を見つけるための機能としては、キーワード検索やカテゴリーの指定、検索履歴に基づくおすすめ表示が主だった。しかし今回、「ChatGPTプラグイン」導入によって、ユーザーは欲しい商品の使い道や特徴、情報をChatGPTに入力することで、特定のキーワードで検索を行うことなく、対話形式で商品検索が可能になる。
例えばユーザーは、「初めてキャンプに行くんだけれど、持っておいた方がいいものってある?」「おすすめの英語の問題集を教えて」「小学5年生の女の子が喜んでくれそうなプレゼントって何がありそう?」━━。そうした簡単な質問・リクエストを投げかけるだけで、「Mercari ChatGPTプラグイン」はいくつかのオプション(商品)を提示する。
同機能は7月24日現在、ChatGPTの有料版「ChatGPT Plus」(月額20ドル)の登録者にのみ限定公開されている。メルカリは5月に、生成AI・大規模言語モデル(LLM)の専門チームを組成し、プロダクト実装の課題解決やグループ内の生産性向上に取り組んでいた。
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