映画

2023.07.24 18:00

映画『バービー』がマリオを抜いて今年最大級のヒットに

Photo by James Gourley/Getty Images

先週末に全米で公開されたワーナー・ブラザースの映画『バービー』(日本公開8月11日)は、最初の週末に米国内だけで1億5500万ドル(約220億円)の興行収入を記録し、4月に公開された『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の1億4640万ドルを抜いて、今年これまでで最大のオープニング興収を記録した。

グレタ・ガーウィグ監督の『バービー』の初週末の興収は、女性監督作品として史上最高額を記録したとバラエティは報じている。この映画の日曜日までの全米興収は、当初の予想の1億5000万ドルを上回った。

23日に発表された新たな予想では、『バービー』の世界での興行収入は3億3700万ドルになる見通しという。

2023年の他の映画のオープニング興収は、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』が1億2050万ドル、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3』が1億1840万ドル、『アントマン&ワスプ』が1億610万ドル、ディズニーの『リトル・マーメイド』が9500万ドル、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』が7850万ドルとされている。

『バービー』と同じ日に公開されたクリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』のオープニング興収は当初の5000万ドルの予想を上回り、8050万ドルに達したとバラエティは報じている。

マーゴット・ロビーとライアン・ゴズリングらが主演の『バービー』の初期のレビューは概ね好意的で、批評家はこの映画の「バブリーなユーモア」を「ピンクの熱病の夢」と称賛している。この映画はレビューサイトRotten Tomatoesで観客スコア90%、批評家スコア90%を獲得し、同サイトで観客スコア94%、批評家スコア94%を獲得している『オッペンハイマー』をわずかに下回る評価となっている。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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