銃撃された女性が「キム・カーダシアンの補正下着」で命拾い

キム・カーダシアン(Amanda Andrade-Rhoades/For The Washington Post via Getty Images)

銃撃事件で4発の銃弾を受けた女性が、キム・カーダシアンのブランドのボディスーツのおかげで命拾いをしたと語る動画が、TikTokで140万回以上も再生されて話題となっている。彼女によると、ボディスーツが傷口に圧力をかけたことで、出血が食い止められたという。

TikTokに投稿した動画の中で、アンジェリーナ・ワイリー(22)は「キム・カーダシアンは私の命を救ってくれた」と語り、カーダシアンのブランドであるSKIMSのボディスーツが「女性のための鎧」のようだと述べている。

@honeygxd Replying to @Lauren ✈️ The body suit i wore that night is shown at the end!! Just some more shapewear lore lol 🩵 #kimkardashian #skims♬ original sound - angelina

彼女が着ていた68ドルのボディスーツは、SKIMSのEコマースサイトでほぼすべてのサイズが売り切れになっている。

現地のテレビ局KCTVの報道によると、ワイリーは昨年12月31日にミズーリ州カンザスシティで4発の銃弾を受け、膀胱が破裂し、骨盤にひびが入る大怪我をしたという。

目撃者がKCTVに語ったところによると、ワイリーが、フードトラック(キッチンカー)で注文したメニューを待っていたところ、渋滞に巻き込まれた車の外に立っていた男がドライバーに向かって怒鳴り始め、車の近くで発砲したという。この事件でワイリーともう1人が負傷し、命にかかわる大怪我を負ったという。

ノースウェスタン・メディカル・グループの救急医で、救急医学の教官でもあるリチャード・ドイル医師は、フォーブスの取材に、銃撃によって負傷した場合は、出血を食い止めるために傷口を直接圧迫する、もしくは傷口のそばに止血帯を巻くことが理想的だと語った。

ドイル医師は、ボディースーツが傷口を圧迫して出血を遅らせ、ワイリーが手術を受けるまでの時間を確保した可能性があると述べている。

ワイリーは、TikTokで約1万3000人のフォローを持っており、この動画は7月17日時点で約140万回再生されている。

「このボディスーツは、本当にタイトな着心地で、文字どおり出血を防いでくれた。私はこのボディスーツを絶対に買い足すつもりだ」とワイリーは動画の中で語っている。

カーダシアンは、週末に自身のインスタグラムのストーリーで、ワイリーの投稿をシェアし「wowww」というキャプションに祈る手の絵文字を添えて投稿した。フォーブスは、カーダシアンの保有資産を12億ドル(約1660億円)と推定している。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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