米国メディアの注目を集め、追跡するのに役立つPRツール7選

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PRの世界は急速に変化しており、トップであり続けるための適切なツールを手にすることは難しい。これまでは、クライアント企業とPR会社が双方の当事者が必要と考える予算項目として計算し、一定額を定期報酬として設定することができた。しかし、今日のメディアアウトリーチには、それだけでは不十分だ。

コンテンツ配信やその他の領域には、企業の成功に不可欠な技術や分析の側面がある。この現実を無視すると、最新かつ効果的なリソースを活用している競合他社に後れを取ることになる。以下に、2018年に書いたリストを更新し、新しいPRの世界で成功を収めるための最良のツールを特定するのに役立つリストを紹介する。

1. Muck Rack(マック・ラック)

私はグレッグ・ギャラントがショーティアワードを立ち上げた頃から知っているが、彼は常にMuck Rackという優れたツールを構築することに専念していた。最近、1億8000万ドル(約249億7000万円)の資金を調達し、会社の背後にリソースを持つ彼らは、包括的なPRツールとなる道を歩んでいる。Muck Rackの強力な機能は、関連するコンタクトを検索し、その連絡先情報、ソーシャルメディアのプロフィール、最近の記事にアクセスできるジャーナリストの包括的なデータベースを提供する。このデータベースを利用して、メディアアウトリーチのための適切なジャーナリストを特定し、メディアリストを作成し、プレスとの関係を適切に管理することができる。

2. Prowly(プロウリー)

Prowlyは私が過去にいっしょに仕事をした会社で、その能力にはすぐに感銘を受けた。彼らは努力を重ねて、PRのワークフローを単純化し、メディアとの関係を改善するPRとコンテンツマーケティングのプラットフォームを構築したその後、よく知られたSEOツールであるSEMRushに買収された。この2つの組み合わせは、検索とPRのリソースをいっしょに組み合わせることで堅実な結果をもたらす筈だ。それはメディアコンタクトの管理、視覚的に魅力的なプレスリリースの作成、コンテンツの配信などの機能を提供する。

3. OnePitch(ワンピッチ)

Onepitchは、PR専門家のためにメディアへのピッチングプロセスを簡素化するPRプラットフォームだ。なぜなら、ジャーナリストに対するピッチングは比較的シンプルなプロセスではあるが、それは時間がかかるプロセスでもあるからだ。Onepitchは、ユーザーがジャーナリストに対して簡潔でターゲット指向のピッチを作成し、送信するのを支援する。従来のアウトリーチ方法にかかる時間と努力を減らすだけでなく、ジャーナリストのデータベースによる成功率の向上も可能にする。このデータベースは、ジャーナリストの嗜好を分析し表示し、特定のストーリーのための適切なコンタクトを特定するのを容易にする。さらに、その直感的なインターフェイスはユーザーフレンドリーで、習得が容易だ。
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翻訳=酒匂寛

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