どちらも北欧の小国ながら、次々とイノベーションを創出し、高い生産性を発揮している。遊ぶように働き、午後4時には仕事を終え、人生を謳歌している彼らの姿から見えてきたものは──。
『WORK MILL with Forbes JAPAN』最新号では、遊びを生産活動へと導く「北欧流プレイフルワーク」を特集する。
わずか30人の小さな組織にもかかわらず、世界中の企業から視察が殺到しているコペンハーゲンの「SPACE 10」や、フィンランドで「最も働きやすい企業」に選ばれた気鋭のテックカンパニー「REAKTOR」など、数々の注目企業を取材。
今号の取材では、まるで遊ぶように働き、学んでいる北欧の人々の自由な姿から、短期的な成果ありきの活動ではなく、自らの可能性を探求し成長を目指す、働き方が見えた。そういった北欧の人々の働き方から学び方までを「遊び」という視点で探求し、遊びを生産活動へと導く姿を紹介する。
単に遊ぶ行為をオフィスや仕事に取り入れることではない北欧流プレイフルワーク。彼らの多様な価値創造を「遊ぶのが下手」「生産性が低い」といわれる日本の働き方を払拭する原動力として、本誌を手にとっていただきたい。
『WORK MILL with Forbes JAPAN ISSUE 08』
▼ OPENING INTERVIEW
コペンハーゲンIT大学教授 ミゲル・シカール 自由であるための「プレイフルネス」のすすめ▼ PART1:STARTING WITH I ── 「主役」になれ!
・CASE 1 SPACE10 遊び心をリサーチの核に 未来を探る30人の“仕掛け人”・CASE 2 LAPPSET 時代と遊びに向き合い続ける「サンタの村」のクリエイター
・VISIONARY PLACE 1 BLOX 自由なマインドの集積地
・SIDE STORY 市民運動もプレイフルに! ほか
▼ PART2:ROOM TO BREATHE ── 「余白」をつくろう
・CASE 1 REAKTOR 自由と自律が人を育てる「最も働きやすい会社」の秘密・CASE 2 DESINGSKOLEN KOLDING 未来の必修科目「遊びのデザイン」の可能性
・CASE 3 REVIEVE 「美」を支えるテック企業の生産性をあげるアプローチ
・VISIONARY PLACE 2 OODI 万人に開かれた 市民のリビングルーム ほか
▼ PART3:DIVING DEEP ──「夢中」を見つけよう
・CASE 1 THE UPRIGHT PROJECT 起業家のまっすぐな精神が企業評価に新風を起こす・CASE 2 ROSKILDE FESTIVAL HØJSKOLE 好奇心とともに見つける自分だけの「学び」
・VISIONARY PLACE 3 MARIA 01 スタートアップが集う プレイフルなキャンパス ほか
< SPECIAL INTERVIEW >
元デンマーク文化大臣 ウッフェ・エルベック もっと人間らしく、プレイフルな人生を
<LIST>
イノベーティブな北欧の注目企業7選
<COMPARISON DATA>
データで見るデンマーク&フィンランド
<THE FOREFRONT>
FISKARS 北欧ワークプレイス最前線
< WORKSHOP >
PLAY MILL プレイフルマインドを呼び覚ます誌上ワークショップ with Laere