素材使いが冴える奥深いブルーの世界
2023年春夏シーズンに多くのメゾンが用いるシアサッカーは、トレンドとして注目されている。フェンディも光沢が美しい、ナイトブルーのビスコースナイロンシアサッカーで仕立てたセットアップスーツを提案。ランダムな凹凸が特徴で、無地ながら奥深い表情を演出する。立体フォルムがアクセントになるショルダーバッグ「ソフト トランク バゲット」は、アイコンの「FF」ロゴモチーフをあしらったジャカード製。同FFモチーフのライトブルーシルクシャツを合わせ、変化に富むブルーのワントーンコーディネイトが完成。
多様な文化と時代感性が生んだ無二の服
メゾンの創設者クリスチャン・ディオールは、ガーデニングを愛したことでも知られる。そんなムッシュ ディオールの自然への情熱に捧げたのが、ミントグリーンのコットンキャンバスを用いたガーデナージャケットとパンツだ。1950年代のディオールのウィメンズスーツから着想し、メンズクリエイティブ ディレクターのキム・ジョーンズがデザインしたジャケット「テイラー オブリーク」がベースであり、テーラリングとワークウェアの要素を緻密に融合した独創的セットアップである。
オン・オフ問わないモダンクラシック
大人の男性なら一着はもっていたい、落ち着いた印象のグレンチェック柄スーツ。流行に左右されにくいクラシックパターンだが、ラルディーニはイエローの格子柄を重ねることで、モダンな若々しさを加えたエクスクルーシブファブリックを開発。適度にフィットしたシルエットと相まって、新鮮でスマートなグレンチェックスーツを完成させた。通気性に富むウールトロピカル素材ゆえ、夏のビジネスシーンも快適。肩パッドを用いないアンコン仕立てなので、ポロシャツなどでカジュアルダウンもしやすい。
薄型ウォッチに秘めた最高峰の技術
美しいものを表現したいという信念から、極薄ウォッチをつくり続けてきたピアジェ。その蓄積してきたノウハウを活した「ピアジェ ポロ スケルトン」は、2.4mm厚の繊細な極薄ムーブメントCal.1200S1に対して精密なスケルトン加工を行い、立体的に構築されたメカニズムを表現。9時位置に収まったマイクロローターがくるくる回転する様子も楽しい。スポーツウォッチながら6.5mm厚という極薄ケースなので、ジャケットの袖口になじむ。簡単に着脱できるブルーのアリゲーターストラップも付属する。