ペスコフ報道官が米紙ニューヨーク・タイムズなどのメディアに語ったところによると、両者は6月29日に会談。プリゴジンのほか、ワグネル部隊の指揮官らも招かれ、プーチンは計35人と3時間協議した。指揮官らはプーチンへの忠誠を改めて示し、プーチンのためにウクライナで戦い続けると伝えたという。
協議の3日前、プーチンはプリゴジンの行動は「裏切り」だと非難していた。
プリゴジンとワグネル部隊は6月24日、ロシア軍指導部の打倒を目指し武装反乱を開始。南部ロストフナドヌーを制圧し、数機のロシア軍ヘリコプターを撃墜した。ベラルーシのルカシェンコ大統領が仲介した停戦により、反乱は約24時間で終結した。
プリゴジンは停戦に当たり、ベラルーシへの出国に同意したとされる。だがロシアメディアの報道とルカシェンコ大統領によると、プリゴジンはロシア国内にとどまっている。
(forbes.com 原文)