音楽

2023.07.05 14:30

オリヴィア・ロドリゴ、13週連続Hot100で1位のモーガン・ウォレンに挑む

Fred Duval / Shutterstock.com

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6月30日、オリヴィア・ロドリゴはニューシングル『vampire』を正式にリリースし、彼女の音楽キャリアの新しい章をスタートさせた。この待望の新曲は、今年後半にリリース予定のアルバム『GUTS』の先行曲となる。この曲はまだリリースされて日が浅いが、モーガン・ウォレンのHot 100チャート首位の快進撃に終止符が打たれる可能性がすでに指摘されている。

様々な業界専門家や予想家たちは、『vampire』が来週のHot 100で初登場1位を獲得する可能性が高いとの見方を示している。7月6日にチャート集計が終了するため、この曲がストリーミング、セールス、ラジオプレイを積み重ねるにはあと数日ある。ロドリゴの絶大な人気を考えると、『vampire』はかなりの結果が期待される。

もし『vampire』がHot 100で1位を獲得すれば、ウォーレンのチャート首位独占を阻止することになる。ビルボードによれば、ウォーレンのシングル『Last Night』は現在、幸運にもチャート首位になって13週目だ。

ウォーレンの『Last Night』がランキングのトップになって以来、この曲を上回ったのはマイリー・サイラスの『Flowers』、ジミンの『Like Crazy』、そしてSZAの『Kill Bill』の3曲だ。ウォーレンは5月上旬からチャート首位を維持しており、ここ数カ月は誰も『Last Night』に追いついていない。

『vampire』の勝利は約束されているわけではないが、ウォーレンに一泡吹かせる可能性を秘めている。ロドリゴの前作『SOUR』は、『driver license』と「good 4 u」でHot 100初登場1位を2回獲得している。彼女のファンが新曲にどれだけ興奮しているかを考えれば、彼女がまたチャート上位に食い込んでも驚くことではないだろう。ウォーレンの牙城を崩すことは、Hot 100チャートに新鮮な風を吹き込み、今日の音楽シーンにおけるロドリゴの存在の大きさを改めて証明することになるだろう。

forbes.com 原文

翻訳=上西雄太

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