『オペラ座の怪人』は、1月2日から閉幕公演の4月16日までの平均週間興行収入として275万ドル(約4億円)を記録し、最終週の興行収入は374万ドル(約5億4000万円)となった、平均チケット価格は287ドル(約4万1400円)だ。これは2022年9月に閉幕を発表する以前の、毎週80万ドル(約1億2000万円)から100万ドル(約1億4000万円)を売上げていた時期よりもはるかに高い。
ディズニーの『ライオンキング』は、25年目を迎えて強固に2位を保ち、1月2日から6月26日までの平均週間興行収入は209万ドル(約3億円)。6月26日週末までの平均チケット価格は183.71ドル(約2万6500円)だった。
『ハミルトン』が3番目に高い興行収入を上げ、今年の平均週間興行収入は204万ドル(約2億9000万円)。観客はチケット1枚につき平均で182.22ドル(約2万6300円)を支払った。
『ウィキッド』も2003年から上演されているロングランミュージカルで、今年の週間平均興行収入は180万ドル(約2億6000万円)で4位、平均チケット価格は130.98ドル(約1万9000円)だった。
新作で唯一トップ5に入ったのは、『スウィーニー・トッド:フリート街の悪魔の理髪師』のリバイバル版だ。主演はジョシュ・グローバンとアナリー・アシュフォードで、3月の公演開始以来、毎週平均178万ドル(約2億6000万円)を売り上げ、直近の平均チケット価格は178.98ドル(約2万6000円)だ。
なおこれまでブロードウェイで最も興行収入を上げた作品は『ハリー・ポッターと呪いの子』で、今年の平均週間興行収入は136万ドル(約2億円)、6月26日までの平均チケット価格は122.97ドル(約1万7700円)だ。