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2023.07.05

八村塁のレイカーズ残留、渡邊雄太のサンズ移籍に期待されること

レイカーズとの再契約に合意した八村塁 (Getty Images)

YouTubeでNBAバラエティ「素人NBA」を運営しているまっつんです。ついにフリーエージェント(以下FA)の交渉が始まりました。初日は40人以上、2日目も30人以上が移籍や再契約の動きがあり、NBAはオフも本当に面白いですね。

今回は日本人選手を巡る大型ニュースが飛び込んできたので、解説したいと思います。八村塁はレイカーズと再契約で残留、渡邊雄太は新天地のサンズへの移籍が決まりました。

しかも、2人ともFA初日(日本時間7月1日)に契約が決まるという、日本のバスケットボールファンにとっては非常に感慨深い出来事になりました。今回は彼らの新しい契約やチームについて紹介し、今後の展望をお伝えしていきます。
今回は玄人まっつんがお送りします

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レイカーズは八村の再契約に前向きに動くだろうとは言われていたものの、他チームからの人気も高まってただけに八村はレイカーズに残り続けるのかという議論が多くされていました。

ただレイカーズは、八村に3年5100万ドル(約73億4400万円)の大型契約をオファーしました。八村の前契約が4年2000万ドルだったので、大きなジャンプアップになりました。また、この契約はレイカーズでは4番目に高い契約になります。

NBAは1チームのロスターが15人ですが、その中で上位の年俸を受け取る選手としてレイカーズから評価されました。しかもボストンセルティックスと並び、NBAで一番優勝回数が多いチームからの評価です。これはとんでもない快挙であり、レイカーズの八村への高い期待の表れです。

レイカーズは今回のFAで的確な補強を行い、新加入の選手もたくさんやってきますが、新シーズンのレイカーズのスタメン予想には八村の名前が数多く上がっています。実際昨シーズンのプレーオフで大活躍だったので、来シーズンはスタメンに定着すると思います。

すでにエースのレブロン・ジェームズとのオフェンスの相性の良さや、デイフェンスではアンソニー・デイビスとの連携面の良さなどは証明されているため、新シーズンではさらに精度を上げていってほしいです。

個人的には新シーズンは1試合平均16得点 6リバウンド 3Pt 36%くらい記録してくれると期待しています。
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