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2023.07.04 09:00

ツイッター、オフィス使用料未払いで再び訴訟に直面

北カリフォルニアで起こされたこの訴訟では、広告主を疎外しているツイッターは「ツイッターが金を借りているほぼすべての人に訴訟を起こすよう要求したことに等しい」と述べている。

10月にツイッターを買収して以来、マスクのツイッター運営は一連の財務問題に直面している。マスクの買収により、同社は125億ドル(約1兆8000億円)の負債を抱えることになった。3月に『ブルームバーグ』が報じたセンサータワーのデータによると、ツイッターの上位10社の広告主による支出は、マスクの買収直前から89%減少している。

『ウォール・ストリート・ジャーナル』が報じたところによると、ツイッターは12月に40%の減収を報告した。『ニューヨーク・タイムズ』は12月、マスクが権力を掌握し混乱する中、ツイッターは経費節減策としてオフィス賃料の支払いを停止したと報じた。『ブルームバーグ』によると、12月から5月にかけて、同社の債務不履行をめぐって少なくとも10社の業者がツイッターを提訴しており、プライベートフライト、PRサービス、マーケティング、ソフトウェア、法律コンサルティングなどに対する未払い金は総額1000万ドル(約14億円)にのぼるという。

オーストラリアのNCAニューズワイヤーが報じたファシリテートの訴訟のニュースは、マスクが1日に読むことができるツイート数に「一時的な」制限を課す決定をしたことでツイッターが新たな問題に直面しているときに流れた。この制限は、ツイッターユーザーから広く批判を浴びた。マスクは「極端なレベルのデータスクレイピングやシステム操作に対処する」ために閲覧制限が必要だったと述べているが、『ガーディアン』は、ツイッターがサイトを通常通り稼働させ続けるためのサービスへの支払いができなくなったためではないかと推測している。

forbes.com 原文

翻訳=上西雄太

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