【お知らせ】Firefoxでの記事閲覧について

製品

2023.07.03 17:30

次期AirPods Proは「聴覚の健康」に関する機能搭載か、USB-C採用も

AirPods Pro(Getty Images)

2016年に発売されたアップルのAirPodsは、イヤホンの常識を変えた。第2世代モデルは2019年に登場し、最新の第3世代モデルは2021年に登場した。ノイズキャンセリング機能を搭載したAirPods Proは、2019年に発売され、2022年にアップデートされた。そして今度は、この完全ワイヤレスイヤホンに驚くべき新機能が追加される可能性がある。その中には、「聴覚の健康」と「体温」機能も含まれているという。

ブルームバーグのマーク・ガーマンが、最新のPower On Newsletterで伝えたところによれば、アップルイヤホンに「新たな強化」を行うつもりだという。以下は、この新たなレポートが伝えている詳細だ。

聴覚の健康

AirPods Proにはすでに、使用者が会話をより良く聞けるようにする「会話を強調」機能が搭載されている。そして、対応するiPhoneのカメラに自分の耳の形を見せるだけで、音声をパーソナライズすることが可能だ。

ガーマンは「アップルは、AirPodsがその人の聴力を判断できるように、さまざまな音やサウンドを再生する新しい聴力テスト機能に取り組んでいます。Apple WatchのECG(心電図)アプリが心臓の問題をチェックするのと同じように、ユーザーが聴覚の問題をスクリーニングできるようにするためです」という。

これは理に適っており、ユーザーがあまり良く聞こえない音を強調することで、さらにパーソナライズされた音声を可能にできるかもしれない。

そしてガーマンは、それが他の場所にも影響を及ぼして「それとは別に、アップルはAirPodsを補聴器としてどのように位置づけられるかを模索しています」という。
次ページ > 2年周期のアップグレード、次の第4世代は2023年?

翻訳=酒匂寛

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事