ルイスは今シーズン約17得点を記録し、スリーポイントを武器とする選手です。元々1巡目での指名が濃厚でしたが、2巡目まで下がったことによりレイカーズはルーキーのシューターを獲得できました。ただ彼もシフィーノ同様に「ポテンシャル人材」のため、即戦力での3&D選手を獲得できるかは非常に重要なポイントです。
インサイドでは面白いルーキー獲得も
高さが足りない問題も同時に抱えるレイカーズはドラフト外で興味深いルーキーを獲得しました。それがフロリダ大学3年生のコリン・キャッスルトンです。
彼は今シーズンは平均3ブロックを記録しており、機動力が高いリムプロテクターです。また彼の強みはドリブルも上手く、パスも非常に上手いという点です。今のNBA選手で例えるならクリッパーズのメイソン・プラムリーのようなタイプです。
オフェンス面では大きなインパクトはないですが、それ以外の面でチームに貢献できる可能性があります。またレイカーズではキャッスルトンのようなパスも上手いセンターはいないので個人的には非常に注目しています。
FAでチームが大きく変わる可能性
このように問題のポジションに対してレイカーズは的確なドラフト指名を成功させたと思います。あとはFAで誰を獲得するのか、注目です。そもそもレイカーズには、今シーズンのロスターで来季契約が保証されている選手は、レブロン、アンソニー・デイビス、マックス・クリスティ、ジャレッド・バンダービルトの4人しかいません。つまりチームが大きく変わる可能性があるということです。
もちろん八村塁やオースティン・リーヴスの再契約には動くと思いますが、NBAもビジネスのため、どんな動きがあるか予想できません。ただ上述したようなレブロン以外の司令塔、3&D選手の獲得は非常に重要なため、どの選手がやってくるかとても楽しみです。
果たしてレイカーズはどの選手を残し、どの選手を新しくチームに迎え入れるでしょうか。また情報が届き次第、本コラムやYouTubeでお伝えしていきます。オフも僕らと一緒にNBAを盛り上げていきませんか?
連載:まっつん&しゃっくの素人NBA入門塾
(本連載は次回以降、原則として隔週公開となります。)