スポーツ

2023.07.01 07:30

八村塁所属のレイカーズ、次の狙い目は? NBAのFA交渉解禁

レイカーズは2巡目40位でペッパーダイン大学2年生のマクスウェル・ルイスを獲得しました。
レイカーズが2巡目で獲得したマクスウェル・ルイス スリーポイントが武器の選手(Getty Images)

レイカーズが2巡目で獲得したマクスウェル・ルイス スリーポイントが武器の選手(Getty Images)


ルイスは今シーズン約17得点を記録し、スリーポイントを武器とする選手です。元々1巡目での指名が濃厚でしたが、2巡目まで下がったことによりレイカーズはルーキーのシューターを獲得できました。ただ彼もシフィーノ同様に「ポテンシャル人材」のため、即戦力での3&D選手を獲得できるかは非常に重要なポイントです。

インサイドでは面白いルーキー獲得も

レイカーズが獲得したコリン・キャッスルトンは、ドリブルとパスが持ち味(Getty Images)

レイカーズが獲得したコリン・キャッスルトンは、ドリブルとパスが持ち味(Getty Images)


高さが足りない問題も同時に抱えるレイカーズはドラフト外で興味深いルーキーを獲得しました。それがフロリダ大学3年生のコリン・キャッスルトンです。

彼は今シーズンは平均3ブロックを記録しており、機動力が高いリムプロテクターです。また彼の強みはドリブルも上手く、パスも非常に上手いという点です。今のNBA選手で例えるならクリッパーズのメイソン・プラムリーのようなタイプです。

オフェンス面では大きなインパクトはないですが、それ以外の面でチームに貢献できる可能性があります。またレイカーズではキャッスルトンのようなパスも上手いセンターはいないので個人的には非常に注目しています。

FAでチームが大きく変わる可能性

このように問題のポジションに対してレイカーズは的確なドラフト指名を成功させたと思います。あとはFAで誰を獲得するのか、注目です。

そもそもレイカーズには、今シーズンのロスターで来季契約が保証されている選手は、レブロン、アンソニー・デイビス、マックス・クリスティ、ジャレッド・バンダービルトの4人しかいません。つまりチームが大きく変わる可能性があるということです。

もちろん八村塁やオースティン・リーヴスの再契約には動くと思いますが、NBAもビジネスのため、どんな動きがあるか予想できません。ただ上述したようなレブロン以外の司令塔、3&D選手の獲得は非常に重要なため、どの選手がやってくるかとても楽しみです。

果たしてレイカーズはどの選手を残し、どの選手を新しくチームに迎え入れるでしょうか。また情報が届き次第、本コラムやYouTubeでお伝えしていきます。オフも僕らと一緒にNBAを盛り上げていきませんか?

連載:まっつん&しゃっくの素人NBA入門塾
(本連載は次回以降、原則として隔週公開となります。)

文=まっつん

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