宇宙

2023.06.30 15:00

「スーパームーン」をめぐる真実と、2023年完全観測ガイド

以下に、今年4回あるスーパームーンについて知っておくべきことを挙げる。

1. スーパー・バックムーン

地球からの距離:36万1934km(最小/最遠)

見頃:7月3日月曜日の月の出

北半球でこの夏最初の満月である「スーパー・バックムーン」は、地球からの距離が今年4つのスーパームーンの中で最も遠い。それだけ見ると最も魅力がないものになるが、北半球では最も低い位置にくる満月(満月は、この時期に最も高く昇る太陽の反対を行く)なので、最も印象的かもしれない。

2. スーパー・スタージョンムーン

(スタージョンはチョウザメの意味)

地球からの距離:35万7530km(2番目に大きく/2番目に近い)

見頃:8月1日火曜日または2日水曜日の月の出

2番目のスーパームーンは、この次の最も近い満月よりわずかに遠いだけなので、通常より明るいことがおそらくわかるだろう。8月1日火曜日と2日水曜日、どちらの夕暮れの月の出も素晴らしい。

3. スーパー・ブルームーン 

地球からの距離:35万7344km(最大/最も近い)

見頃:8月30日水曜日と31日木曜日

この夏最後の満月は、最も大きく明るい最高のスーパームーンだ。同時に「ブルームーン」でもあるが、これは単に同じ月で2度目となる満月のことで、2~3年に一度しか起きない。この夏のブルームーンは、地球に最も近い満月と重なり、8月31日木曜日の月の出が一番の見頃となる。

4. スーパー・ハーベストムーン

(ハーベストは収穫の意味)

地球からの距離:36万1552km(3番目に大きく3番目に近い)

見頃:9月29日金曜日の月の出

北半球の秋で最初の満月は9月23日の秋分の日から6日後で、2023年最後の「スーパームーン」となる。見頃は9月29日金曜日の月の出だ。

forbes.com 原文

翻訳=高橋信夫・編集=遠藤宗生

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