ブルームバーグ通信によると、ゴーンは報酬の喪失分や諸費用の賠償として5億8800万ドル、懲罰的な措置として5億ドルの支払いを求めている。ロイターによれば、レバノン検察は審理の開始日を9月18日に設定した。
ゴーンは2018年に日本で逮捕された際、容疑は日産の幹部が仏自動車大手ルノーとの合併を阻止するためにでっちあげたものだと主張。翌19年、プライベートジェットを使用し、国外に逃亡した。
ゴーンは、オマーンの自動車販売代理店を通じてルノーの資金を横領し、豪華ヨットなどの購入に充てた疑いが持たれている。フランス当局は昨年、ゴーンに国際逮捕状を出したと報じられている。ゴーンは横領を繰り返し否定している。
(forbes.com 原文)