スタートアップ

2023.06.20 19:00

プログラミング知識不要でAIをビジネス活用、FLUXが44億円調達【6月第3週資金調達まとめ】

CYBO

調達額:4億円
調達先:ジャフコグループ / インキュベイトファンド
備考:シリーズAラウンド

高速自動顕微鏡「SHIGI」や画像活性セルソーター「ENMA」等の各種ツールを開発しているスタートアップ。

「SHIGI」は細胞ビッグデータ×AIで細胞解析を加速するセルアナライザー・プラットフォームである。

同サービスに設置したスライド上の細胞を高速3D撮像を行い、リアルタイムでAI分析に掛けることができる。

「ENMA」は高速イメージング×AIでターゲット細胞を分取し、その高度な解析や利用を実現する画期的なセルソーターである。

基盤技術である高速イメージング、リアルタイムAI、および高速メカ制御技術を用いて、細胞画像をAIで解析、目的細胞を分取することができる。

2023年6月には、ジャフコ、インキュベイトファンドを引受先としたシリーズAの第三者割当増資により、4億円の資金調達を実施。

今回の資金調達を通して、細胞解析技術に基づくAI医療機器の製品開発および事業化を進め、疾患の早期発見による健康で安心な社会の実現に貢献していく方針だ。

Alpaca.Lab

調達額:2億5000万円
調達先:セゾン・ベンチャーズ / Open Network Lab・ESG1号投資事業有限責任組合 / BORベンチャーファンド2号投資事業有限責任組合
備考:シリーズAセカンドクローズ

運転代行プラットフォーム 「AIRCLE(エアクル)」を手掛けるスタートアップ。

「AIRCLE」は、運転代行業者と利用者をつなぐプラットフォームサービス。

よりスムーズに運転代行を利用することができる未来を目指し、運転代行の受発注をアプリケーションで行なうサービスを提供している。

利⽤者がスマホやタブレットから配⾞発注をすると、運転代⾏業者と利⽤者の位置情報を活⽤し、効率的なアルゴリズムにより最適なマッチングを⾏なう。

運転代行業者側は随伴⾞の位置情報をリアルタイムに確認しながら配⾞⼿配が可能な上、⽬的地へのルート案内のほか、受注・発注処理、ドライバー管理などの⽇常業務も⼀括で管理が出来る。

今まで⼿書きなどアナログ処理で生じていたタイムロスやミスを無くすことで業務の効率化も可能とする。

2023年6月にはシリーズAセカンドクローズにてセゾン・ベンチャーズ、Open Network Lab・ESG1号投資事業有限責任組合、BORベンチャーファンド2号投資事業有限責任組合を引受先とした第三者割当増資による資金調達を実施した。

シリーズAの累計調達額は2億5000万円、これまでの累計調達額は約5億円となる。

調達した資金により、「AIRCLE」の展開地域の拡大を目指したマーケティング投資や新事業検証を積極的に行うとともに、事業拡大を見据えた採用活動を強化していく方針だ。

文=STARTUP DB

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