テキスト、グラフィック、ビデオ教材の組み合わせを用いた、現実世界の問題を反映するようなインタラクティブなレッスンが設計されている。また、インストラクターによるライブサポート、成績付け、リアルタイムの学習アシスタントサポートも用意されている。
コースは自己学習型で、1週間あたり8~10時間の学習が推奨される。プログラムの費用は3499ドル(約49万5000円)とされている。
edXの創設者であり、2Uの最高プラットフォーム責任者であるアナント・アガルワルは、プレスリリースで「AIと機械学習はただの流行語ではありません。これらは私たちを未来へと突き進めるロケット燃料です」と述べている。「edXは一流の大学や産業界のパートナーと連携し、キャリアへの早道となるフレキシブルなプログラムを提供します。私たちはともに、学習者をAI分野のリーダーに変えていきます」
「機械学習とAIマイクロブートキャンプ」プログラムに加えて、edXは「ChatGPTオープンコース」を5つ新たに導入した。無料で聴講できるコースは、以下の通りだ。 プロンプトエンジニアリングとアドバンスドChatGPT、ChatGPT for エデュケーション、ビジネス、ヘルスケア、そして、テクノロジー/コーディング/データ。
アガルワルはまた「プロンプトエンジニアリングのようなスキルは、現在利用可能なAIプログラムやツールを最大限に活用するための鍵となります」と付け加えた。「AIが我々の働き方や学び方を変え続ける中、edXはこの分野の教育がすべての人からアクセス可能になることに尽力しています」
edXは2012年にハーバード大学とMITによって設立され、2021年に2Uに8億ドルで買収された。edXは数十の一流大学や企業と提携し、数千のオンラインコース、専門認定、ブートキャンプ、単位取得可能なマイクロ認証、学部および大学院プログラムを提供している。それらは技術、ビジネス、データサイエンス、ヘルスケア、科学、教育、ソーシャルワーク、エンジニアリングなどを含んでいる。現在、各コースの登録者数は1億人を超えていると推定されている。
(forbes.com 原文)