2023.06.16 14:00

女性の「オフィス家事」の負担を減らす方法

Kim Elsesser | Contributor

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女性はオフィス「家事」を振られがちだという調査結果が出ている（Getty Images）

新著『Glass Walls: Shattering The Six Gender Bias Barriers Still Holding Women Back At Work（ガラスの壁: 女性の職場での妨げとなっている6つのジェンダーバイアスの壁を打ち砕く）』で、エイミー・ディールとリーン・ズブンスキは、女性が職場で多くのジェンダー関連の問題を克服するために採用できる戦略を詳述している。オフィス家事に関して2人は、誰かがあなたにボランティアを頼んだとき、順番に行うポリシーを提案することを勧めている。たとえば「前回は私が会議の議事録をとったので、今回はあなたがとってもらえますか？」あるいは「今週は私が冷蔵庫を掃除しますけど、将来的には掃除のローテーションを作りましょう」ということができる。

また、ディールとズブンスキは、あまりにも多くのオフィス家事を引き受けることが、あなたが雇われた仕事を行う能力に影響を与える可能性があるということを、上司に説明することも提案している。つまり、あなたは自己中心的ではなく、あなたができる最善の方法で会社に貢献したいだけなのだということを説明するのだ。

一部の職場では、年次評価のために従業員自身に自己評価を求めることがある。著者たちは、この場合オフィス家事の職務を強調し、それが組織の円滑な運営にどのような価値をもたらすかを説明することを推奨している。

オフィス家事を不均等に女性が担当していることを目の当たりにしている男性の同盟者も、奮起する責任がある。ディールとズブンスキは、これらの同盟者が仕事を手伝うだけでなく、組織のリーダー層に対して、感謝されない、昇進につながらない仕事の労働分担についての懸念を表明するように求めている。男性がオフィス家事を手伝う追加の利点としては、男性がこれらの仕事を行っているのをより多く見られれば、これらの職務が女性とステレオタイプに結びつけられることが少なくなることだ。

（forbes.com 原文）