ミニストップが「食べるスプーン」を開発。コンビニ3社のエシカル事例

セブンイレブンの取り組み



コンビニ大手のセブンイレブンとローソンのエシカルアクションも見ていこう。

セブンイレブンの特徴的なエシカルアクションとしては、賞味期限の近い商品を購入すると5%分のnanacoポイントが還元される取り組みがある。

消費者が高還元でお得に買い物できるだけでなく、賞味期限が近い商品が積極的に買われるため、食品ロスの削減につながる。

ローソンの取り組み



ローソンは、環境配慮モデル店舗のオープンし、さまざまなシステムの省エネ効果の検証を進めている。

2018年に群馬県にオープンした環境配慮モデル店舗は、2016年度の標準的な店舗と比較して、消費電力を約60%削減できる。

この店舗では、国産杉材を使用した特殊な建築材料を店舗の構造や内装に使用して断熱性を高めることで省エネを実現しており、コンビニとしては初めての取り組みになった。

私たちにできること

持続可能な社会を実現するために大切なのは、一人ひとりが続けられる範囲でエシカル消費に取り組むことだ。

今回取り上げたミニストップの「食べるスプーン」をはじめ、近年はコンビニやスーパーマーケットでできる手軽なエシカル消費も増えている。

無理なく楽しく、人・動物・地球にやさしい暮らしを実践していこう。

【参考】
・讀賣新聞オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230526-OYT1T50202/
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20221209-OYT1T50233/
・ミニストップ
https://www.ministop.co.jp/corporate/release/assets/pdf/20230526_10.pdf
https://www.ministop.co.jp/corporate/about/tips/csr.html
・セブンイレブン
https://www.sej.co.jp/products/ethical.html
・ローソン
https://www.lawson.co.jp/company/activity/biomass/


※この記事は、2023年5月にリリースされた「エシカルな暮らし」からの転載です。

文=エシカルな暮らし

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