脱炭素の賢い選択、コーヒーカップをシェアリングする

リリースベース(松村)

プレスリリースより

コーヒーショップでコーヒーをテイクアウトしたとき、飲み終わったカップを店に返却するコーヒーカップのシェアリングサービスがあります。2021年からONIBUS COFFEEが「CUPLES」サービスとして独自に行っていましたが、これを全国へ広げるべく、株式会社CUPLESがスタートしました。

コーヒーカップのシェアリングサービスは、イギリスでは2017年からCup Clubが、アメリカでは2021年からCup Zeroがすでにスタートさせています。紙コップは焼却され二酸化炭素を出します。プラスティックは回収されても、日本ではリサイクルされているとは言え、大半が焼却してその熱を利用するサーマルリサイクルです。コーヒーショップにマイカップを持参することもありますが、大きなイベントなどでは対応しきれません。そもそもCup Zeroは、大規模イベントでの紙コップの大量廃棄をなんとかしようと始まったサービスで、それがニューヨークのコーヒーショップに導入されるようになったものです。

コーヒーカップシェエアリングでは、飲み終えたコーヒーのカップを店に返却すると、洗浄され、再び使われます。リターナル瓶と同じ考え方です。返却は、サービスに対応している店ならどこにでも行えます。その際、アプリを使って返却の手続きを行います。最寄りの返却可能な店もアプリで検索できます。

CUPLESの提携店は、現在、ONIBUS COFFEEを含む首都圏のコーヒーショップ62店ですが、都内の対応店舗を300店に増やし、その後全国へ展開していく予定です。CUPLES対応店舗は、CUPLESアプリで検索できます。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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