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2023.06.12 13:00

Googleフォト、好きな写真の被写体を3Dで際立たせることが可能に

シネマティックフォトの作成法

自分のGoogleフォトアカウントでこの機能が有効になっているか確認するには、アプリを開き「ライブラリ」タブに移動し「ユーティリティ」ボタンをタップする。このとき「新規作成」というセクションの中にシネマティックフォトを作成するオプションが表示されていれば、この機能を利用可能だ。


Googleフォトでは、ユーザーが自分でシネマティックフォトを作成することができるようになった

自分で作成するには「シネマティックフォト」をタップし、写真を1枚選択する。その後「保存」をタップすれば完了だ。その後引き続き動画の編集(色合いの調整、長さの調整など)を行うことができる。

機能を初めて使用するときには、別途30MBのダウンロードが開始される。これは、この機能がGoogleフォトアプリの新しいプラグインコンポーネントとして動作することを示している。そしてこれは、シネマティックフォトの作成に必要な処理の少なくとも一部が、グーグルのサーバーからローカルデバイスに移動していることを示唆している。そのため、この機能の速度は、自分のデバイスの処理能力によって大幅に変動する可能性があると思われる。

また1つ困った特性として、新しいシネマティックフォトは作成された日付でタグ付けされるため、日付は元の写真が撮影されたものではない。これは、両者がGoogleフォトのタイムラインで並んで表示されないことを意味している(訳注:ただし訳者が試しているiOS版には現在この問題はないようだ)。


シネマティックフォトはすぐにでき上がる

シネマティックフォト機能を利用できるユーザー

現時点では、この機能はPixel(ピクセル)デバイス、Pixel 5以降、少なくともAndroid 12(アンドロイド12)を搭載したGoogle One(グーグルワン)加入者の小さなテストグループに限定されているようだ。私は、もうすぐより広範な展開が始まると予想しているが、Pixelスマートフォン以外へ最終的に展開されるかどうかは不明だ。いくつかのケースでは、パフォーマンスが制約となる可能性がある。

訳注:訳者は日本でiPhone 12 Proを使いGoogle Oneに加入しているが、この状態すでにで新しいシネマティックフォト機能を使うことができている。よって元記事執筆の時点よりもすでに幅広く展開されているものと思われる。

forbes.com 原文

翻訳=酒匂寛

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